「あんたに来てもらえて、嬉しいよ」
私の住んでいる村は、戸数18、人口約30人のいわゆる限界集落です。18軒のうちの4軒は最近5年以内によそから来た人たちの家族です。私を含めた旧い住民の正直な気持ちは、「あなたたちが来てくれて本当に良かった」というものです。
これが20年前、30年前だったら、受入側の感情もずいぶんと異なったであろうと思います。「ふん、都会の人が遊び半分で農業やってもダメに決まっている。仕来りを守らずに好き勝手なことをされても困るだけだ」みたいな。
所によって程度の差はあると思いますが、現在では、移住者を歓迎する村の方が圧倒的に多くなっていると思います。逆に言うと、中山間集落の存続がそれほど大きな危機に瀕しているという事でもあるのですが。