国会議員の古賀千景氏の「自衛隊に行く子どもたちって、経済的に厳しい子どもたちが行くんですよ。豊かな子どもたちは自衛隊とかなりませんよ。」の発言が小泉進次郎氏に「自衛官の子どもたちへの配慮に欠ける発言」として責められ、撤回に追い込まれた。
これに対して、感情的な投稿が多いこと…。「@タクロー-e3w 自衛隊員の家族に対して失礼だろう!すぐ辞職しろ!」とか、「@user-ey4qj6zt9pこれは非常に腹立たしい!自衛官をネガキャンしたい人たちは、日本国民だと思えない」等ね。これらの発言こそ頭がおかしい。なぜなら、古賀氏の発言は単なる事実やからな。事実をそのまま言っちゃいけないと言論統制してるに等しいって分からんのかな。小泉氏ならびに他の日本人かも疑わしい投稿者どもの品格に拙者は疑問を呈する。
現実の話をしよう。「豊かな子ども」ってのは、裕福な家庭に居る人のことですよ。親が社会的地位があったり資産を多く持ってる人で、そないな人たちが自分の子供に「自衛隊に行け」なんて絶対に言わんし、入って欲しくないと思ってるよ。例えば、国会議員や官僚なんかを見てみれば明らかやろ。国会議員の子供が世襲と言わんばかりに同じように高収入を得る国会議員になってるではないか。特に、小泉進次郎氏なんかそう。「お前が言うな」でしょうが。また、国会議員の稲田朋美氏もかつて日本国民に自衛隊に入るべきと勧めておきながら、自分の子供を入れたくないと言うてた。自民党ってのは、自分らを除外した他人だけに自衛隊に入って代わりに戦えと言う超絶自己中で慈愛も無い人間の集まりです。一般に、多くの親は、自分の子供に武器等を取り扱い、戦いの現場に行くような危険な職業に従事して欲しいなんて普通は思わへん。
また、もし親が開業医なら、子供に跡を継いで欲しいと思い、幼少期から勉強させ、大学の医学部に行かせようとするだろう。もし親が店や会社の経営をしてるなら、同じように跡を継いで欲しいと思い、若い時から手伝わせたりして、仕事を覚えさせ、他に行くことを通常考えへんだろう。もし親が農家なら、同じくその土地で子供に農作業をして行くことを望むだろう。昔では特にその傾向が強く、現代では比較的仕事選びに親も強く口出すこともなくなったかもしれへんけど、豊かな人、上述したような収入が多い社会的地位ある親は、自分の子供に対し、「自衛隊に行け」なんて言わんし、望みもせえへん。とりわけ中学受験をさせる進学塾に行かせる親は皆そう。受験予備校に通わせたり私立中学や高校に生かせる資力が親にあるのであり、そのような豊かな親の子供が「自衛隊に行きたい」なんて言わんし、親も猛反対するだろう。それなら高い金を払うてまで塾や私立の学校に行かせる意味は無いからや。
「経済的徴兵制」と言われるように、勉学が不得意で、特にこれといった資格も無い人は、仕事に困り、低収入になることはこの悪い社会においては必然的な結果であり、そうなると飢えるよりは軍に行けば飯を食えるだけマシのような考えになる。実際、外国ではそうなってる。小さい時から学業に優れ、資格も取るような人は、肉体労働を避け、頭脳労働に従事し、社会的地位や高収入の仕事を得る。誰も肉体労働の軍に行きたがらへんわ。
外国では軍隊があり、徴兵制を復活させる国も増えてきた。日本では敗戦までは軍隊を持ってたし、戦後は自衛隊になったが性質はほぼ変わらず。厳しい異常なしごきや上下関係や理不尽な扱いにも耐えなければならないが、収入は高い訳やない。そないな環境に、裕福な家庭で育った優秀な頭脳や能力を持つ人がなんで行きたがると思うのか。もしそうなら、東大卒、旧帝大卒、早慶大卒やらがこぞって自衛隊に入るはずではないか。実際は殆ど無いだろう。まったく居ない訳やないが、ごく少数であり、もし行けば「なんで」と珍しがられる。それらの勉強が出来る人は、司法試験や公認会計士試験や国家公務員や大企業や外資系企業等を目指す人が多く、自衛隊に行きたくて小さい頃から勉強してきた訳ではないだろう。
自衛隊を目指す人は元々中卒者が多く、一九六一年以降の自衛隊生徒は高卒資格を得られるようになり、防衛大学校は一九九一年入校者より大卒に準ずる資格を得られたに過ぎひん。かように後になって格上げしただけで、自衛隊は優秀な頭脳を持つ者が入る組織とは言い難い。警察も同様。国家公務員試験を通って警察庁に入る所謂「キャリア」組でなければ、誰も高学歴者は行きたがらへん。なぜなら、地方公務員試験で高卒でも入れる「ノンキャリア」組には出世に限度があり、収入もある程度の所で頭打ちになるからや。テレビドラマでもキャリアとノンキャリの対立が描かれて有名だろうが、高学歴者とそうでない者は完全に分け隔てられてるのが現実。
自衛隊はそうではないとなんで言い切れるのか。感情的になって現実を無視してるようではあかん。日本はこれから「失われた四十年」になろうとしており、極左売国奴の自民党政権の悪政により、日本国民の多くが貧しくなり、教育にかける費用も削る他なくなり、生きるためには必然的に比較的容易な自衛隊に流れるのはある程度予想される。それが「経済的徴兵制」や。直接的に招集を受ける訳ではないが、それ以外に選択肢が無いという風に追い込まれる形態の徴兵制や。
そして、改憲されると、政府が日本国民に対して直接的に徴兵することが許されることになり、どの家庭であれ、関係無い(政府や官僚ら関係者は除外されるとかしてるんだろうけど)。ドラマ「女王の教室」でも言われていたとおり、政府らは、優れた頭脳も無く、すぐに感情的になるような愚かな者には、戦争になったら真っ先に戦場に行く駒のような人を多く欲しがってるだけや。