Make money doing the work you believe in
なぜ、医療画像を“作るAI”が必要なのか?
画像診断AIときくと、多くの人は「レントゲンを読んで病気を診断するAI」を思い浮かべると思います。
でも、今回取り上げたNEJM AIの論文は少し違います。
この論文で作られているのは、胸部X線を読むAIではありません。 胸部X線の画像を生成するAIです。
ここで、ぼくはまず引っかかりました。
なぜ、わざわざ医療画像を作る必要があるのでしょうか。本当に必要なのは、画像を読むAIではないのでしょうか。
この論文のポイントは、生成画像そのものではありません。
約96万件の胸部X線画像とレポートを使って、胸部X線を生成するAIを作る。 そして、その合成画像を使って、別の画像診断AIを訓練する。
つまりこれは、患者さんを直接診断するAIではなく、 診断AIに勉強させるための“教材”を作るAI。
「AIが画像を作れてすごいですね」という話ではありません。
医療AIを、ブームではなく医療技術として読むなら、問いはこうなります。
AIが作った教材で勉強させると、画像診断AIは本当に賢くなるのか。 そして、より公平なAIに近づけるのか。
今週はこの問いから、ChexGenの論文を読んでいきます。

May 17
at
10:00 PM
Relevant people
Log in or sign up
Join the most interesting and insightful discussions.
